月明かりにヤモリ

Moonlight Gecko

Category: 両生類  

ホールインNo.1

アイフィンガーガエル
アイフィンガーガエル Kurixalus eiffingeri


今年も残すところ1日ということで、
今回は2009年に撮った写真の中で個人的に1番気に入っているモノを。

この写真は今年の春に西表島にて合宿を行った時に撮った写真。
昼間にアイフィンガーガエルを見つけるコツのようなものを掴み、
今年は結構な数を見つけることができた。

木の洞と言えばアイフィン。
アイフィンといえば木の洞。

今まで図鑑等で見てきた本種の写真はクリーム色の体色で、
実際これまでに見てきた個体がそういった体色であった。
しかし今年見られた個体では薄いエメラルドグリーンや翡翠色を呈している個体もいた。
今までの概念は取り壊され、大いなる感動に包まれた。

やはり生き物は数見なきゃ、見えてくるモノも見えてこないのではないだろうか。
つまり見つけられるようになってきても、まだまだ見えてくるモノがあるということ。

そういえば気づくのが遅かったのだが、日本の両爬の学名の改訂案が出てましたね。
なのでとりあえず今回はChirixalus属から新しいKurixalus属に。

Rana属が徐々に細かくなってきてるのは良い流れ。
分類の所業というのは大変だが、ラナボックスはちょっと無理を感じる。
何でもかんでも細分化すれば良いとは言わないが、
イシカワガエルOdorrana ishikawaeとトノサマガエルRana nigromaculataが、
同じ属っていうのも据わりが悪い。
Elaphe属もこの調子でスジオナメラElaphe taeniura等も分かれれば面白い。

そしてリストを見ていて目を疑ったのはイシヅチサンショウウオHynobius hirosei
どうやらこいつはオオダイガハラサンショウウオHynobius boulengeriの四国個体群が、
以前そのように呼ばれていたものらしく、もしかしたら種に昇格するということなのだろうか?
これは要チェックだ。
boulengeriは紀伊半島、四国、九州の3つの個体群に分けられるらしく、
九州の個体群も系統的に遠いらしい。

ここからは完全な妄想だが、
基産地である紀伊半島個体群はオオダイガハラboulengeri
新参ものの四国個体群はイシヅチhirosei
そして九州個体群に新たな学名がついたら面白いかなぁと妄想している。
詳しい経緯を知らないのでこんな無責任なことを書いているが、
実際どうなのだろう?
それにしてもサンショウウオ類は奥が深い・・・


と、だいぶ話が逸れたがアイフィン。
こいつ本当に面白い。
これからも素敵な出会いができることを期待している。

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