月明かりにヤモリ

Moonlight Gecko

Category: 爬虫類  

水鏡の亀


 去年の今頃、望遠レンズを手に入れたけれど、見える世界・写せる表現というのは広がるもんだ。純粋に遠くのモノが撮れるっていうのはもちろんあるけど、やはり頂点距離が長いだけあってよくボケる。
 生き物を撮る上では背景にある生息環境なんかも入れて、ゴチャゴチャした中で撮るのが結構好きなんだけど、案外周辺がスッキリして生き物が際立つ撮り方もなんだかんだでわかりやすくて良いなと最近は思うようにもなってきた。






ミシシッピアカミミガメ
ミシシッピアカミミガメ Trachemys scripta elegans


 ハペ的に言えばやはり距離的なアドバンテージで、圧倒的にカメを撮るのが楽しい。近づきたくても近づけない水辺のカメは情景的には美しいけど、それを写真にするのが難しかった。それがこんな水鏡まで狙えるだなんて。
 やはりアカミミは綺麗なカメだ。特にこの写真のようなまだ小さい個体というのは本当に色彩が鮮やかで、 “ 外来種 ” なんていう色眼鏡で見なければ実に美しい。ニホンイシガメMauremys japonica やクサガメM. reevesii などの腹甲が暗い色のカメたちに比べて、鮮やかな黄色い腹甲は水鏡に映し出されて実物よりも鮮やかなのは一目瞭然。


 長玉で狙えるといっても、甲羅干し中のカメたちはのんびりしているようで意外と警戒心が強く、こちらにすぐ気づいて水中にドボンと逃げられることも多い。特に河川で見つけるニホンスッポンPelodiscus sinensis なんかは容易には人を寄せ付けない。コンクリートブロックに同化していて、それに気がついた時にはいっつも水の中だ。
 いつしかスッポンの綺麗な写真撮りたいなぁ。



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