月明かりにヤモリ

Moonlight Gecko

Category: 爬虫類  

続 うさぎとかめ

ニホンイシガメ
ニホンイシガメ Mauremys japonica

ブログのタイトルやユーザー名等、ヤモリが好きでその名前に。
昔から両生類・爬虫類が好きだったが、元はと言えばカメが大好きだったからここまでハマれたのだろう。
なによりそのフォルム、その動き、その雰囲気。
そしてキャラクターとしても素敵なポジションに。
ちょっと前にどこかで聞いた童話「うさぎとかめ」の続編を。

==========================================================================================
皆さんご存じのように2匹が競争をして、余裕をこいてウサギ君が寝ている間に地道に走ったカメ君が先にゴールするというお話のつづき。

悔しいウサギ君は「明日、もう1度勝負しよう。」とリベンジを持ちかけ、再び競争することに。
次の日、今度は道草を食わず走り、当然ウサギ君が先にゴール。
そして後から来たカメ君に「どうだい、やっぱりボクの方が速いだろ!!」と自慢げに話す。
しかしカメ君は悔しい顔もせず、なぜかニコニコ笑顔。
悔しいウサギ君は次の日、カメ君に再び勝負を挑み、前回よりさらに差をつけてギャフンと言わせるつもり。

「やぁカメ君、今日も競争しようよ。」
「もちろんいいよ、でも山ばかりじゃ面白くないから今日は海で競争しようよ。」
「えっ!? 海!? どうしようかなぁ・・・」
「心配いらないよ、ウサギ君は海が苦手でしょ? だったらボクの背中に乗ればいいさ。」
「・・・!!??」

ウサギ君は驚きのあまりこの前のことを聞いた。
「2回目に勝負したとき、君はなんであんなに笑顔だったんだい?」
「あの時はね、1回目の時よりも速く走れたんだよ!!」
どうしたら良いのかわからないウサギ君は思わずその場から逃げてしまった。

その晩、ウサギ君は考え悩み、やっとカメ君の言っていたことがわかった。
ウサギ君はカメ君が大好きになり、次の日は背中に乗って海で競争した。
==========================================================================================

カメ君はいつもベストを目指して自分と戦っている。
誰しもが持っているものが違う、それなのに同じ土俵で勝負するというのは勝ち負けを競うのではないのだ。
個々の能力を認め合い、その場面に合った力を発揮して助け合う。
それこそが勝負によって見えてくるものであり、本質はそこにあると思う。

大切なのは個性を活かしてみんなで何かをやりとげること。
だから自分らしさってのは重要なんだろう。


こういう話を聞くと、つくづくカメって素敵な生き物だ。
スポンサーサイト

Newer Entry浮かびあがる

Older Entry初々しい

 

Comments
Leave a comment








1234567891011121314151617181920212223242526272829303110 < >