月明かりにヤモリ

Moonlight Gecko

Category: 爬虫類  

試作品は失敗するのが役目


 ここ1週間ほど、まさに梅雨の天候でグズグズ雨模様が続きようやく週末に晴れ間がのぞいた。爬虫類的にはようやくの日光浴日和となり、今日はたくさんのヘビに恵まれる結果となった。本当は雨が明けた昨日がベストだったが、その日は友人たちと今度の旅行の打ち合わせをしていたため、1日空けて今日となった。
 旅行とは台湾遠征で、もう出発まで1週間を切っている。とにかく今週は準備だ準備。それも観光ではなく生き物探し、初の海外フィールデイング。こんなに心躍ることはない、そして不安になることも。

台湾には、

フードを広げる典型的な毒蛇 タイワンコブラ Naja atra
樹上に潜む鮮やかな毒蛇 タイワンアオハブ Viridovipera stejnegeri stejnegeri
色の無い白黒の毒蛇 タイワンアマガサヘビ Bungarus multicinctus
噛まれて百歩歩くうちに命が尽きると言われる 毒蛇の王様 ヒャッポダ Deinagkistrodon acutus

 と、錚々たる毒蛇メンバーが台湾には生息していて、ここに紹介できていない毒蛇もまだまだ生息している。そのどの種にも会いたいし、写真も撮りたいが、なかなかに難敵ばかり。

 だからちょっとでも対抗できるようにスネークフックを準備したり。もちろん正規のモノはお値段的に手が出せないので、100均のモノで自作してみた。それのテストも兼ねて、蛇日和にヘビ探し。




ニホンマムシ
ニホンマムシ Gloydius blomhoffii


 そして願っていた絶好のテスト相手、ジャパニーズピットバイパー。試した感じだと、まだ改善しなければいけない点がいくつか見つかった。というかスネークフックは扱いが難しい。

 このマムシをこんな風に扱えるまでに、シマヘビElaphe quadrivirgata 2個体、アオダイショウE. climacophora 1個体、ニホンマムシ1個体、の計4個体も捕まえ損ねていて、そのどれもがうまくフックを扱えなかったことに起因していた。むしろフックなしで今まで通り素手のほうが成功率はグンと上がるが、さすがに毒蛇の多い台湾では誤同定して手を出していたら大惨事。とにかくフックに慣れる他ない。


ニホンマムシ
ニホンマムシ


 ってことでこんな感じでボテっと落ちているマムシで練習をしたというわけ。他のヘビたちは崖の上やら草むらにいて失敗ばかり。果たして実践でどこまで通用するだろうか。


 この日は小さいタカチホヘビAchalinus spinalis 幼蛇の乾燥死体も見つけられたし、良い蛇日和だった。さっ、準備がんばろっ !! あとは台風11号次第だなぁ。頼むぞ〜。


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Comments
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自分なぞ針金ハンガーを折り曲げて使っております。
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僕は伸縮するタイプのコロコロ(掃除で使うやつ)の粘着テープ部分をスポッと取っ払って、簡易U字フックにしてます。
強度はちょっと弱いですが…

台湾良いですね。花蓮とかすごく環境が良くて興奮しましたです。ちょっと遠いですが。。
あと沢ではタイワンハブが結構多い印象でだいぶ気を付けました。

ぜひ100歩歩けない蛇を!幸運を祈ります。
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>> Nyandfulさん

なるほど、コンパクトで携帯性に優れていそうですね。
自作したりするほうが愛着が沸きますね。
と書きつつ、帰国時に荷物が多くなってしまうので、あちらに置いてきてしまいましたが笑


>> ジークさん

作りとしては私のもそれに近いですね。

今回は基本台北周辺でした。
無事に帰宅できてホッとしております。
100歩には辿り着きませんでしたね。
もうリベンジに向かいたいくらい笑
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