月明かりにヤモリ

Moonlight Gecko

Category: 爬虫類  

幼い牙


 まだ5月だというのに真夏日を記録するほど暑い2015年。生き物のサイクルも読みづらく、今年は早いことは早いようだが、未だに掴みきれていない私。そんなもんだから、気候に左右される植物を追いかけるのが必至すぎて、今月はほぼ植物目的のフィールディングばかりだった。せっかく暖かくなってきて爬虫類たちも盛んに動き回っているのに、私としたことがあっという間に5月も終わってしまう。
 そんな中、ラン科植物を求めて里山を歩いていると、ヒバカリAmphiesma vibakari と見紛うほどの小さい蛇を見つけた。


アオダイショウ
アオダイショウ Elaphe climacophora


 本種の幼蛇特有のハシゴ模様を有し、眼の後ろに伸びる黒い筋模様がはっきりとしていて美しい幼蛇だった。もちろん小さい個体なのでおめめクリクリ。んでもってどこかアヒル口をしているようで大変可愛らしい顔をしていた。
 ただ、意外と性格はアグレッシブで、捕まえた際に私は流血してしまった。 「 まさかこんな幼蛇に !? 」 きっとそう思う方もおられるだろう。もちろん噛まれた本人でさえ、そう感じていたのだから。

 指先に絡ませていたら自分の手に血がついていることに気がついた。私はてっきりアオダイショウの血だと思っていた。しかしヘビの体を調べても流血している箇所はなく、ムムムと考えを巡らせて自分の手についた血を見返すと、人差し指と中指の間に赤い泉を発見した。
 どうやら私の血のようだ。捕まえる直前に避けたと思っていた彼のアタックが、痛みを感じさせずに実は当たっていたのだ。それも指と指の間にあるいわゆる “ 水かき ” のところ。その薄いところを狙われたようで、まさかこんな幼蛇に血を流すことになるとは。
 おかげで 200m 平泳ぎのタイムが5 ~ 7秒ほど遅くなったとか、ならないとか ・・・




 最近は植物に現を抜かしまくっていたので、きっとその洗礼だろう。ブログのカテゴリーを見ていたら、ずいぶんと爬虫類を更新していなくて慌てて更新したのも半ば爬虫類たちへの懺悔の気持ちもある。そして5月はとにかくラン科植物を追いかけていたので、次の記事はそんな植物紀行の話になってしまうだろうから、それの前にとりあえず爬虫類をっと。
 ということで次回はランです。5月はランの月でした。今年最も見たかったランが見られて大満足でしたが、季節が読みにくい今年は非常に花期を見極めるのが大変でした。まとめてドバッと載せるか、チマチマ小出しにしていくかは思案中。



 ということでこれから沖縄居酒屋 !! オリオンビールで乾杯だっ !!




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