月明かりにヤモリ

Moonlight Gecko

Category: 草本類  

鬼の岨

ソバナ
ソバナ  Adenophora remotiflora


鬼ヶ岩ノ頭を少し下ったところに咲いていたソバナ。
初め見た時はツリガネニンジンA. triphylla だとばかり思っていたが、
帰って調べてみたら違う種類だということがわかった。
ちょこっと山野草に惹かれてかじった程度の浅い知識だったので、
こういった【花柱が飛び出ている花】=【ツリガネニンジン】という安直な同定によるもの。

結構このツリガネニンジン属Adenophora の植物は同定が難しく、
他にもイワシャジンA. takedae、フクシマシャジンA. divaricata
ツリガネニンジン、などがここら付近では見られそうなので注意が必要。
基本的には、葉の付き方、萼片の形態、花冠のプロポーションに注目すれば同定できそう。


それにしてもどれもよく見れば魅力的な種類ばかり。
イワシャジンは沢沿いの岩肌からひっそりと垂れ下がって涼しげだし、
フクシマシャジンは角張ってなくて可愛らしく、
ツリガネニンジンは豪華で愛嬌を振りまいているようで。
それぞれのキャラクターというか、持っている雰囲気が違うようだ。


そして今回のソバナはスレンダーでおしとやか。
他のツリガネニンジン属の植物と異なり花柱があまり突出しておらず控えめ。
花冠はあまり丸みがなく長いワンピースのよう。
決してワカメちゃんのようにパンツが常時見えてしまうようなことにはならないわけだ。



自生する場所も切り立った崖のようなところに咲くようで、
まさに鬼ヶ岩ノ頭付近はピッタリなところである。
そもそもそういった“切り立った崖”のことを岨(そば)というようで、
和名もそこからきているらしい。



【丹沢稜線山行】

1. 神奈川のテッペン獲りに行く
2. 鬼の岨
3. 雲隠れの里
4. 風吹き抜ける笹原から
5. 太陽と共に眠り、太陽と共に目覚める
6. 朝の蛍
7. 隈取りの翼
8. 短剣を纏う荒地の薊
9. 狐は夕暮れ時に


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