月明かりにヤモリ

Moonlight Gecko

Category: 草本類  

幽玄な宝鐸草

ホウチャクソウ
ホウチャクソウ Disporum sessile


割と最近は植物(ほとんど山野草の花だが)を見るようになってからというもの、
たとえ同じフィールドに数日間隔で2,3度訪れようとも毎回その山の顔が違って見えてくる。
言うまでも無くそれは植物を見るようになったからであって、
たった数日で花開いたり、枯れたり、種を落としたり、と多様に変化し、
場所毎に微妙な差異があって訪れる度におもしろい。
これまで植物は真剣に見ていなかったというか、
私の中では「岩がある」「沢がある」「看板がある」などの感覚に近くて、
それを生き物的に捉えるというよりはオブジェクト的な見方をしていたんだと思う。
目に入れどピックアップするに足らず、みすみす通り過ぎていたのだろう、
どんな生き物でもそうだが後から興味を持つと「あの時もったいなかった」の後悔が押し寄せる。
まぁこれからしっかり見過ごしのないように見ていこう。


植物の面白さとして和名のセンスもある。
なんとも情緒ある名前だったり、由来にとても物語があったり、
素敵なネーミングがたくさんあって、それを調べるだけでも楽しいわけだ。
このホウチャクソウも花の形態が宝鐸に似ていることからつけられたのだが、
まず“宝鐸”というモノが何なのか私は知らなかった。
検索してみると寺院の軒下にぶら下がる大きな風鈴のようなモノらしいのだが、
よくそれに見立ててこんな素敵な和名をつけたもんだ。
宝鐸という存在を知らなければつけられないし、それと花とを繋げられるのが素晴らしい。
やはり味気ない和名よりも愛着を持てて印象に残りやすいので、
次から次へと探したくなってきてしまう。



あと写真を撮っていて思ったが、GX200は野草の撮影に相性が良いように思える。
両爬は最近うまく撮れていなくて、結構目にピンが来なくて後ピンになりやすい。
植物は花にピンが来て、かつ動かないので絞れるため被写界深度も深い。
広角マクロって体感的に植物がやりやすくって、撮っていて楽しい。
なんか首からぶら下げてプラプラ散歩しながらお花撮るのが良いカメラな気がする。
そして捕獲能力の低い私にとっては、逃げない相手というのはなんとも都合が良い。
これは面白いツボを見つけたぞって感じ。


植物は時期モノだから、鮮度が落ちないように更新はどんどんしていかなくてはなぁ。






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Comments
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どうも。
なんて清楚でささやかな美しさなのでしょう。
この雰囲気は山野草ならではデスよね。
山道脇にそっと咲いている感じがまた素敵デス。

・・・テンナンショウもすっかり緑色の実を付けて、様変わりしてますよね。
もっと勉強しなければ!、と、フィールドに出る度に痛感する今日この頃でありマス(笑)

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リンク貼らせていただきます。
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>> クマGさん

やはり山野草の魅力は出会いですからね。
鉢植えがあるわけではないのでふとしたところに生えていたり、周りの環境込みで楽しめるのが良いですね。
テンナンショウも仏炎苞が萎れて、あのウツボカズラのような怪しさがなくなってしまったのが寂しいですが、その儚さも素敵ですね。
来年までにもっと勉強して挑みたいと思ってます。


>> のこのすけ99さん

はい。
まぁ、もーちっと交流してからが良かったですかね・・・・・
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