月明かりにヤモリ

Moonlight Gecko

Category: 爬虫類  

樹の上に黄色い斑

サキシママダラ
サキシママダラ Dinodon rufozomatum walli


先島諸島でまず出会うヘビといったらコイツらだ。
生息密度の高さや活動性から見る機会が多く、
私も以前大雨の西表島で、一晩に57個体ものサキシママダラを発見するという経験から、
本亜種に対しては非常に会いやすいヘビのイメージがある。
これだけたくさん見ていると、後半はぞんざいな扱いになってしまうのだが、
数が見られるだけあってバリエーションを観察するにはちょうど良い。
また島毎に特徴が現れていたりもしていて、
宮古島や与那国島などの個体群には、石垣島や西表島などとは違った特色がある。



写真のサキシママダラがその宮古島個体群である。
胴に入る黒いバンドが少なく、地色の黄褐色が目立ってずいぶん黄色い印象を持つ。
それだけでなく頭部における黄色い地色の割合も多く、ぱっと見違うヘビの様相。



さらに面白いのが彼らの行動である。
宮古島で見つけたほとんどの個体は樹上にいた。(例外としては幼体が倒木の下から見つかった。)
なぜ樹上かというと宮古島の池付近では『ギーギー』と騒がしいほど、
シロアゴガエルPolypedates leucomystax が鳴いていて、
おそらくそれを狙って池にせり出した樹に登っているのだろう。



西表島でたくさん見たときは全て地面での発見だったが、
もしヤエヤマアオガエルの繁殖期にどんぴしゃで訪れれば、
同じ樹上に泡状の卵を生みつけるという産卵形式から、
宮古島以外でもこの行動が見られるのだうか?
それともシロアゴガエルが外来種として定着してから会得した、宮古島特有の行動なのだろうか?







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