月明かりにヤモリ

Moonlight Gecko

Category: 爬虫類  

科学とロマン

サキシマカナヘビ
サキシマカナヘビ Takydromus dorsalis


本種の顔立ちは他の追随を許さない美しさがあり、
シャープな口元には不敵な笑みを浮かべている。
体鱗も同じ緑系カナヘビであるアオカナヘビ T. smaragdinus や、
ミヤコカナヘビ T. toyamai の隆起したそれとは異なり、
全身をビーズのような細かい鱗だけで覆われており、
一時は Apeltonotus 属という別属に分類されたほどだ。
そんな特異なカナヘビに惚れないわけもなく、
八重山での日々が懐かしくもほろ苦い思い出にさえなってしまう。
草本類を自慢の長い尾で巧みに渡り、
ある程度の距離を保つとこちらを柔らかい視線で見つめている。
時には木本類でベタっとおなかを広げ、コクリコクリと昼寝をしている。



とにかく私はそんなイケメンカナヘビが大好きで、シャープな横顔に恐竜の面影を重ねることもある。
そういえば最近の恐竜画は羽毛だけでなく軟組織までも脈々と再現せれていて、
大好きなオヴィラプトル Oviraptor が七面鳥風の頭になってるのを見て愕然とした。
まだまだ羽毛を携えた姿すら受け入れられていないのに、
そんなダルダルのお肉なんか付けられても・・・
ダメだなぁ、科学的な根拠に基づいている復元画なんだけど、
どうも自分の理想像が凝り固まってそれを押しつけてしまうから、
すんなりと入ってこなくなってしまってる。
羽毛はミクロラプトル Microraptor くらいしかまだ受け入れられんなぁ。
あいつは特別羽毛がカッコイイ!!


濡れ衣だけどコソコソとプロトケラトプス Protoceratops の卵を強奪して欲しい、
それを持って帰る途中に別個体にひったくりされて喧嘩してほしい、
そんな昔みた復元CG映像が焼き付いて離れない。


科学にロマンを持つのは良いが、
ロマンを科学に押し付けてはいけない。
恐竜は男の子にとって強いロマンを有する故、
それを科学的に払拭するのがこんなにもツライことだとは・・・






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Comments
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おひさしぶりです。お仕事順調ですか?
サキシマカナヘビ、ようやくやっと私も今回西表の大富遊歩道で出会えました!ほんとに美しくて気高くて。大好きです。
帰って来て間もないのに、またもう行きたくてたまりません。。サガリバナも咲き始めてました。
Edit
>> colorfuldesk さん


仕事は1年経過しましたが、なんとかやっております~。
サラリーマン大変です(笑)

大富は良いところですね。
歩いているだけで気持ちいいですし、両爬の出現率は高い気もするのでお気に入りです。

もうボクも行きたくてたまらないので、ついついこういう記事を書いてしまいました。
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