月明かりにヤモリ

Moonlight Gecko

Category: 鳥類  

武者震い

ダイサギ
ダイサギ Egretta alba


「そろそろラナの産卵じゃないかな、暖かい風で関東南部は17℃とかになったみたいだし。」
とか、ヒダサンショウウオ Hynobius kimuraeの一件で完全に天狗になり、
「こりゃキタな」と思って自信満々に田んぼを巡った日の帰り道。


見事に天狗の鼻をへし折られトボトボとバス停へと向かったが、
励まそうと自分に買ったポテチ購入のわずかなタイムロスによってバスが既に出発してしまった。
しかも次発は45分後・・・
もう自分の怠慢とどうしょうもないおデブキャラに嫌気がさす。
なんだよ、ポテチでバス乗り遅れるって。




こりゃ天罰だと自分を戒めるために、バスが来るまで行ける停留所を目指すことにした。
幸いバスのルートが川沿いであったため、ちょうどいいやと鳥見をしながら歩みを進めることに。
すると大好きなカワウ Phalacrocorax carboが2羽お出迎え。
相変わらずカッコいいぜ。
でもすぐにこっちに気づいて一気に川下へ羽ばたいて行ってしまった。


次に姿を現したのは写真にもあるダイサギ。
見るとなんだか足をブルブル震わせている。
すらっとした美脚をおしげもなくオシャレのために露出させている女子高生たちでさえ、
最近の寒さで「さみーさみー」と嘆いているというのに、
ダイサギにはミニスカやハイソックスも無けりゃオシャレを無視してジャージを履くことすらできない。
そりゃあダイサギだって足の1本や2本、震えるわな。
と思って見ていたけど震えているのはいつも片足。
ムムム、と思って観察を続けていると、足が何度か震えた後にバシュッっと水中に嘴が突き刺さる。
時にはその嘴にお魚が挟まっていることもあったので、
私はようやくその『足の震え』の真意に気がつくことができた。


つまりはやつら『ガサガサ』の要領で餌を採っているようだ。
まず足先で水中の石や草などを激しく揺さぶり、
それに驚き茂みから飛び出してきた魚を、刀のような鋭い嘴で上から襲いかかるという寸法だ。
武者震いってやつだね、サムライってやつだね。


やっぱり素敵だなぁサギ類。
鳥だとウとかサギとかが好みだけど、より一層引き込まれることになった。
サギが狩りをするときの首のバネがドキドキ感を増す。
ボーガンのように弦を引き、狙いを定めて発射される矢の如く獲物を捕える姿は圧巻。


んまぁそんなこんなで鳥見を楽しんでいたら、停留所は2つ先までしか進めなかったという。
つまり戒めにもならず、ただ楽しんでおしまい。
なんだかんだで気楽にフィールドを満喫できて良かったなぁ。




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