月明かりにヤモリ

Moonlight Gecko

Category: 爬虫類  

品のある色褪せ

オオシマトカゲ
オオシマトカゲ Plestiodon marginatus oshimensis


これまで見てきた日本のPlestiodon 属のトカゲは、

ニホントカゲ P. japonicus
オカダトカゲ P. latiscutatus
バーバートカゲ P. barbouri
オキナワトカゲ P. marginatus marginatus
オオシマトカゲ P. m. oshimensis
イシガキトカゲ P. stimpsonii
キシノウエトカゲ P. kishinouyei

と、政治的な問題により出会うことが困難なアオスジトカゲP. elegans を除く、
国産Plestiodon 6種2亜種を実際に現地で見てきた。
その中でも群を抜いてこのオオシマトカゲの幼体こそが、
美しい尾を持っているように感じる。


そもそも彼らの尾というのは比較的捕食されることの多い幼体時、
外敵に襲われた際に自切することでその目立つ色彩の尾を囮とし、
自身は捕食の危険を回避するというもの。
いわゆる『トカゲの尻尾切り』に使われる。


だからバーバートカゲやイシガキトカゲなんかのより鮮やかな尾を持つトカゲもいるわけで。
当然そういった濃いコバルトブルーは目を引くし、何より美しく鮮やかだと感じさせるのだろう。
かくいう私も「すげーすげー」とそれらのトカゲに見惚れていたのであった、
このオオシマトカゲというトカゲに出会うまでは。


このトカゲの尾は上記2種のような強烈な青を呈しているわけではなく、
スーッと淡く色の抜けたターコイズのような輝きでドギツさがないのが良い。
大体の国産Plestiodon は尾部の付け根からバッチリ色が乗っているのに対し、
オオシマトカゲは先端からグラデーションで褪せていく味わい深さ。


成体の色褪せもまた美しく、オスの体側の褐色部が綺麗に色抜けしている。
幼体にしても成体にしても、とにかく色褪せが格別な『品のあるトカゲ』だと私は思う。


世間では【おおしま】と来れば『優子』と答えるこの時代。
私は胸を張って『トカゲ』と声高らかに叫びたい。

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Comments
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こんにちは~
おおしま→トカゲ
おおしま→優子→爬虫類好きらしい
AKBの中ではちゅ好きと知ってから可愛く見える私
堀北さんもはちゅ好きらしい
(笑)
Edit
>> takaさん

あれ、そうなんですか!?
そしたら私も好感度上がりますな。
案外、芸能界にはちゅ好きが多いことに驚きです。

でもやはり『おおしま』はトカゲに限ります(笑)
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