月明かりにヤモリ

Moonlight Gecko

Category: 哺乳類  

ボクのトンネルは誰に繋がる?

アズマモグラ
アズマモグラ Mogera imaizumii


昨日は久しぶりに大学時代に所属していた研究室を訪れた。
大学生活の後ろ半分はほとんどが研究室関連になり、
真面目に生物学を突き詰めた時もあれば、
泊まり込んでジャンクフードに下鼓を打ちながらバカ話で夜が明ける時もあった。
何よりも担当教授に恵まれたこともあって、自分の生き物に対する考えの幅が大きく広がった。
生物地理という分野の面白さを教えていただいたことで、
気がつけば今年はオカダトカゲPlestiodon latiscutatus を見に行く始末。



そして小型哺乳類というジャンルの生き物が、意外にも両爬に似ているように感じる。
コウモリ類Chiroptera を除く小型哺乳類というのは移動能力に乏しく、
そういった点で両爬と同じく、生物地理の材料としては大変興味深い一群だと思っている。
特に自分の研究対象だったモグラ類を含む食虫類Insectivora はすごく面白い。
最近では川田先生がいくつかモグラの本を出されているので、
一般的にもモグラについての認識が浸透しつつあるのではないだろうか。


・モグラ博士のモグラの話(岩波ジュニア新書)川田伸一郎著
・フィールドの生物学③ モグラ -見えないものへの探求心-(東海大学出版会)川田伸一郎著


1つ目の本はとてもわかりやすく書いてあるので、読みやすく子供にもおすすめしたい。
どちらもアカデミックな部分をしっかりカバーしているため、
そういったところを読みたい人はぜひ。
染色体の面白さもみえてくるでしょう。

とにかくモグラたちの面白さが伝わるのは本当に喜ばしい。
そして猛烈に小型哺乳類探したい!!
それもこれも研究室を訪れた日に、その恩師と二人で飲むことができたからだろう。
先生とサシ飲みなんて初めてだったし、色々話せて本当にこの研究室を選択して良かったと実感した。
生き物をやるにあたって一人でコツコツというよりも、
様々な人との関わりの中で生き物についてアレコレ突き詰めていくのが良いのではないだろうか。
鳥屋や虫屋などの違うジャンルの生き物屋さんであったり、
研究者やアセスの人だったりと、たくさんの分野の人の話を聞いていきたいね。
まるでモグラのトンネルのようにいろんなところにアクセスできるのが望ましい。



とりあえずはミズラモグラEuroscaptor mizura をお目にかかりたい。
まぁでもなかなか難しいだろうなぁ・・・
モグラだけに日の目を見る時が来るのだろうか。



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