月明かりにヤモリ

Moonlight Gecko

Category: 爬虫類  

釣れねぇし、連れねぇな

アオダイショウ
アオダイショウ Elaphe climacophora


最近はアオダイショウの若い個体によく出くわす。
それも大体がトカゲ探しをしている最中に、ふと見つけることが多い。
やはりトカゲを探すなら日当たりの良い石垣を見て回るのが良くて、
そのような場所ではアオダイショウも日光浴しているから見られるのだろう。
また成体ともなれば齧歯類やら鳥類なんかも食べるのだろうが、
若い個体だったらカエルやらトカゲがメインになるだろうから、
そういった意味でも日当たりの良い石垣というのは彼らにとって色々都合が良いのかもしれない。


この日もジリジリと照りつける太陽に負けないよう、汗水流して道をゆく。
ニホントカゲPlestiodon japonicus なのかオカダトカゲP. latiscutatus なのか、
微妙な分布の場所なのでがんばって捕まえようと、汗水流して追いかける。
とは言っても私の捕獲スキルでは到底充電完了したトカゲは捕まえられそうに無い。
だがこんなこともあろうかと今回は「トカゲ釣り」の準備もしてきたのである。
ここで用いるは万能ツール「ヤモリ棒」。
そこに糸つけて虫つけて、トカゲの前にぽとっと落とせばあら不思議、
今まで汗水流して追いかけていたのがアホのように簡単に釣れるというスンポーであ~る。


だがしかし、相変わらずなもんでそんなんじゃ全然釣れなかった。
1個体食らいついたが、こちらに寄せる間にパッと口から離して逃げられた・・・
逆に素手でいった方が良かった気がする。



そんなこんなでしょぼくれて、その道中で捕まえたアオダイショウの若者と戯れる。
その内、倒れた枯れ木を登り始めたのでこれはと思いポーズをとらせてみる。
まぁこんな状況というのは野生らしさというのはあまりないかもしれないが、
せっかく私と出会っての行動なのでこれはこれで面白い。
側稜が発達しているなら樹上っぽさを出して楽しみたい。
ただこんな構図じゃムチヘビ( Ahaetulla )だわな。


それにしてもアオダイショウの若い個体の眼ってなんだか哀愁があるように感じる。
眼上板のおかげでちょっとたれ目っぽいからか、その消え入りそうな瞳で見つめられると、
なんだかこっちまで切ない気分になるじゃないか。

と、若いアオダイショウに干渉されて字の如くブルーになったわけではなく、
ただ単純にトカゲを捕まえられなかった切なさが押し寄せてきたのだろう。



はぁ~。
釣れねぇし、連れねぇなぁ。



スポンサーサイト

Newer Entryジャングルの奥地でまたキミに

Older Entry兜の虫

 

Comments
Leave a comment








1234567891011121314151617181920212223242526272829303110 < >