月明かりにヤモリ

Moonlight Gecko

Category: 蟲類  

兜の虫

アカヒゲヒラタコメツキ
アカヒゲヒラタコメツキ Neopristilophus serrifer


ミーハーながら甲虫って良いなと思う。
手軽でちょうど良いサイズであり、あの重厚なフォルムに硬い鞘翅。
それらが相まって昆虫類の中でも捕まえた瞬間の高陽感や達成感というのは、
とても大きいのではないだろうか。
それゆえカブクワだったりカミキリだったりを求める虫屋も多いのだろう。
ただ数はそう多くないようだが米屋という方々も存在しているらしい。
別にお米に関することが好きな人のことではなく、甲虫のコメツキムシを好む方たちのことである。
そんな人々が愛して止まないコメツキムシに徐々に興味が出てきた。



カブトムシが典型のように甲虫はある種『兜』を感じさせるモノを持っており、
今回の主役であるコメツキムシも例外ではない。
胸部後縁より伸びる1対の突起は、如何にも兜を連想しそうな形状をしており、
それこそがコメツキの兜らしさの所以だと思う。

カブクワほどド派手ではなく、かつハナムグリのように丸く収まるわけでもない。
本当にちょうど良い形だと思う。
そんな彼らはパッチンムシの異名からもわかるように、
ひっくり返すと「パッチンッ!!」と音を立てて跳ねあがって戻ろうとする。
そんなユニークさと兜のようなカッコ良さを兼ね備えている甲虫にハマらないわけがない。
想像よりも顔がしっかりしていて、ガシガシ噛みそうな雰囲気。
そんな素敵な虫がテクテク針葉樹の幹を登っているのを見れば、
思わず手が出てしまうのも頷ける。


本種は大きい部類のコメツキで触角や肢が赤いところが特徴で、
胸部後縁の突起も他種に比べて長いので、入門にはもってこいの魅力が詰まっている。
以前水上のスキー場の草本類の上にコメツキの仲間が結構ついていたのも、
当時はそこまで興味があったわけではなかったのでコメツキいるなぁぐらい。
今後はちょこちょこ見ていきたいね。
そしてミーハーなもんで、コメツキでいったらオオフタモンナガコメツキ Neopristilophus serrifer
見てみたいと思うわけだ。


にしても素敵フォルム。
なんかアメコミでヒーローとかになりそう。





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Comments
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艶黒じゃなくて、マットな黒って所が
カブトムシとかのスーパーヒーローというより、中堅のちゃんと汗たらして闘った武士っぽくて、いいですね。
確かに一対の突起が哲学的な魅力ですね。
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>>カラフルデスクさん

なかなか素敵な虫ですよね。
以前載せたサキシマシロモンサビキコリというコメツキの仲間は西表島で見つけましたよ!!
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