月明かりにヤモリ

Moonlight Gecko

Category: 蟲類  

パッチンムシから錆木樵

サキシマシロモンサビキコリ
サキシマシロモンサビキコリ Agrypnus scutellaris hamai


本種を見つけた時、「あ、素敵コメツキ」と思って写真を撮っていた。
帰って調べてみると、サビキコリ(錆木樵)の仲間らしい。
この和名の由来は良くわからないが、響きがとても好き。

私は甲虫類の中ではこのコメツキムシの仲間が、フォルム的にカッコイイと思う。
昔はよく家に持ち帰って「パッチン、パッチン」と、
何度もひっくり返しては戻り、ひっくり返しては戻りという動作を兄弟で観察していた。
初めてその行動を見た時は、正直恐怖さえ感じた。
しかしそのコミカルな動きと、同時に鳴る軽快な音が次第に私たちを虜にした。
時には上翅を持って空中でパッチンをさせる。
すると腹筋運動をしているようで、おかしくてたまらなかった。
その特徴的な音から我が家では『パッチンムシ』と呼ばれていた。



この個体は胸部背面に1対のこぶがあり後方角に隆起線があることから、
シロモンサビキコリ Agrypnus scutellarisであると思われる。
また本種はいくつか亜種分けされており、
西表島で見つけたこの個体はサキシマシロモンサビキコリであろう。



サビキコリは他のコメツキ類に比べてずんぐりした体型で愛嬌がある。
そしてそこにこの和名である。
いつしかの「パッチンムシ」という名前の生き物は、
こんなにも職人気質な「サビキコリ」という素敵な生き物へ。



でもいつまで経っても私にとっては「パッチンムシ」。



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