月明かりにヤモリ

Moonlight Gecko

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自然史

アズマモグラ 仮剥製
アズマモグラ Mogera imaizumii 仮剥製


博物館と聞いて何を想像するだろう。
「剥製のジオラマが整然と並んでいる」だとか
「古物を収集している」なんてイメージではないだろうか。

博物館の標本というのは展示されているものはほんの一部で、
その真髄というのは所蔵にある。
つまり展示標本だけでなく所蔵されている学術標本にも目を向けるべきである。

近年の日本での博物館に対する印象というのは展示標本に目がいっていたり、
集古館的な要素にウエイトが傾いているように感じる。
動植物を採集・同定して学術標本を作製したり、
それを用いて分類学的研究を行なう博物学研究というのは、
現在ほとんど日の目を見ていない気がする。
しかしそのような基本的な研究が今日の生物学を支えているのは言うまでもない。


博物学というのは英語でいうとNatural Histry。
博物館の英語はMuseum。
つまりNatural Histry Museumは博物学博物館になってしまう。
この場合は自然史博物館という名称を用いる。
この自然史という言葉が私は好きだ。
そしてこの分野にも興味がある。

この前ひたきくんにコメントを頂いて実感したが、
生き物屋という趣味には娯楽的な側面だけでなく学術的な側面もある。
それは圧倒的に大学などの教育機関に属している時が有利であり、
学ぶチャンスに溢れている。
私はこの事実に気がつくのが遅すぎた。
ただ全く学んでいなかったわけではないし、まだ数カ月は学生を続けられる。


そのためにも今の内に生き物に対するアクションの幅を広げたいと思う。
写真撮影だけでなく絵を描いてみたり標本を作製してみたり。
そういった小さなことが、今後の生物学に寄与するようになれたら素敵ではないだろうか。
特に標本作製の技術を向上させたい。
最低限「採集年月日」「採集場所」「採集者」さえ記録していれば良いのだ。
そうすれば何度も確認することができる貴重なものができあがる。
標本の重要性にようやく気がついたからこそ、
この「自然史」のありがたみや博物館の重要性を理解した。

残りの学生生活で得られるものを存分に入手し、
社会人になってもこの「自然史」という分野に関わっていきたい。


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