月明かりにヤモリ

Moonlight Gecko

Category: 両生類  

雄を抱く

アズマヒキガエル
アズマヒキガエル Bufo japonicus formosus


私はヒキガエルが好きだ、それもオスの。


先日、ゼミの準備で夜遅くなったときの帰りのこと。
大学構内を足早に進んでいると、ふと道の真ん中に見たことのあるシルエット。
そこには1匹のアズマヒキが。
腕が太く、見たところオスのようだ。

もうこれは反射的というべきか、オスのヒキガエルを見ると捕まえたくなる。
それはリリースコールが聞きたいがために。

ヒキガエル類のオスは、繁殖の際にメスに抱接する。
しかし彼らにも間違えがあるらしく、誤ってオスがオスに抱きついてしまうことが。
そんな時に抱かれたオスは自分がオスであることを主張するために、
「クックッ」と鳴いて同性愛という生産的ではない営みから逃れる。

そのリリースコールは我々が彼らを捕まえた際にも発せられる。
当の本人は真剣なのだが、その姿がどうも滑稽で愛らしくてたまらないのである。
なので、私はヒキガエルのオスを見ると、抱きつかずにはいられないのだ。
そしてニヤニヤが止まらず、時には声に出して笑ってしまう。


三宅島で大量のヒキガエルが池の周辺にいた時、もう私は狂ったように次から次へと、
オスを見つけては抱き、また別のオスを抱き、とリリースコールを楽しんだ。
あまりの多さに、笑いが止まらず、終始オスを求めて散策していた。
その時のメンバーが鳥屋ばかりで両爬屋は私一人。
なのでオスのヒキガエルに対する私の愛の営みは、
相当奇妙であったようで、みんなにだいぶ白い目で見られたのを覚えている。
写真はその時の個体。


でも両爬屋さんならついついやっちゃいますよね?

・・・えっ、やらないんですか!?
や、やりますよねぇ?(笑)

ということで、『リリースコールの会』会員募集中です。
応募資格はヒキガエル好きで、ついついオスを抱きたくなってしまう人なら誰でも入会可能です。
設立してまだ日が浅いので、興味のある方はぜひ話だけでも聞いてやってください。(笑)





そういえば話は変わりますが、今年は両爬学会が神奈川でやるそうな。
ゼミの準備で苦しいのですが、せっかくの機会ですし明日明後日は参加しようかと。
こういうの今後参加できるかわからないですし、行けるときに行かなくては。


あと、ネタバレの記事を書いてから、2週間以上経ってしまった。
そろそろ書こうと思うので、次の記事くらいで・・・たぶん。

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Comments
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三宅島懐かしいですね~。アズマヒキは大量でしたが、オカダトカゲはいなかったこととか。

この間の宮古島は三宅島のヒキと同じくらいの密度でミヤコヒキがいましたが、リリースコール試すの忘れてました…。
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>>ひたきさん
三宅島はオカダが心残りだなぁ。
学会行ったら余計見たくなったわ。
色彩的には八丈島が面白いので、リベンジするならそっちかな。

ミヤコヒキは可愛すぎるからね、実際見たら自分もそれどころじゃないかも。
でもそんな愛くるしいミヤコヒキのリリースコールを想像すると、なんだか悶えるほど素敵な図が(笑)
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>>非公開の方

お誘い頂きありがとうございます。
自分の写真が評価されるのは大変喜ばしいことです。
ただ申し訳ないことに、時間的にも金銭的にも余裕がないため、
ご期待に添うことができそうにありません。
また自分がまだまだ半人前ということもあるので、
今回は見送らせていただきます。

今後、もしそのような機会がありましたら参加したいと考えておりますので、
その時はよろしくお願い致します。


月光守宮
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